お米について

四国のほぼ中央に位置する高知県大豊町穴内(あなない)1区地区には、標高500m付近に約30haの棚田が広がっています。高知市や南国市に比べ標高が高いため、霧がよく発生し、寒暖差があり、関東地方の気温に近く、夏の夜は過ごしやすく、冬は積雪する日もあります。そんな四国山脈の豊かな自然の中で、穴内産コシヒカリは作られています。

土が良くないと良いお米が穫れないので、田には秋に刈った雑草を肥料として入れ、自然に近い形で稲を育てています。
冬には土に酸素を与え、虫や微生物などが土を分解できるように、雪の降る前には田を荒く耕起(こうき)し、雑草を土の中に鋤き込んでいます。春になるともう一度耕起し、春の風を土の中に入れます。
昔ながらの方法を重んじ、より美味しいお米作りに力を注いでいます。

杖立山(つえたてやま)からの豊富な湧き水により、すべての棚田は潤っています。
残雪が消えた頃、田んぼには人の姿が見え始め、今まで静かだった地も徐々に気忙しくなりだします。
私共が作っている稲の種もみは、塩水により選別し湧き水(15℃)で浸し、2週間程度かけ芽出しします。1mmほど芽が出たら、土を入れた箱に種を植え、ハウスで30日ほど育て、18cm程度になると田植えが始まります。今までは茶色っぽかった景色が徐々に新緑の田面に変わりだします。
田植え後は、水管理と草の除去に追われます。

春には、蛙の合唱が棚田に響き渡ります。
夏の夜には、蛍があちこちで飛び交い、幻想的な棚田の風景を見せてくれます。
晩夏になると朝夕が涼しくなり、とんぼが空を舞いはじめます。
早秋には雲海が広がり、すすきの穂が風に揺れて踊りはじめます。
そびえ立つ四国の山々と、棚田に広がる日本の四季の風景は、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。

生産者紹介

郷土の風味を活かした
美味しいお米づくりを目指して
私たちの栽培しているお米は、種籾の芽出しから田植え、稲刈り、精米までの全ての作業を家族3人で行っております。
お米は、籾の状態で蔵に貯蔵してあり、注文を受けた後、籾摺り、及び精米を行い、お客様にお渡ししておりますので、年中新米の香りと味をお楽しみいただけます。
  左:都築 満里子 中央:都築 安和 右:都築 早苗

生産者が注文を受け、生産者が直接発送致します。

お米と風景

フォトギャラリー

お米ができるまで

遠赤外線乾燥機   籾すり機   精米機と石抜機   色彩選別機
刈り取った籾を手早く入れ、数時間風通し乾燥ムラを無くした後、水分率15%に仕上げる   籾殻を剥ぎ、玄米にする   石を除去し、玄米を白米にする   良質の白米だけを選別する優れもの

商品紹介

穴内産 コシヒカリ 写真 高知・大豊の恵みが育んだ
美味しいお米をお届けします
高知県穴内産コシヒカリ(白米)
10kg 6,000円(税込)
送料・代引き手数料無料 ※ただし、北海道と沖縄のみ
別途1000円が必要となります。

<ご注文に関して>

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  • 内容量や玄米などのご要望はお電話にて承ります。
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090-3181-7865 (都築 安和)
連絡可能時間 午後6:00 〜 午後9:00